2007年 07月 23日
先週末、映画を4本見ました。 有意義な休日。 だから、映画のレビューします。 1.モンドヴィーノ / ダーウィンの悪夢 @早稲田松竹 「功績か?罪過か?—グローバリゼーションの行方」というドキュメンタリー特集でした。 まともにドキュメンタリー映画を見たのはブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ以来。 モンドヴィーノはワインの視点でグローバリゼーションの側面を描いた映画でしたが、 まず僕はワインを飲めないし、ずーっとだらだらインタビューしてるだけの映画で、 ほぼ何も得られませんでした。 ダーウィンの悪夢はアフリカ最大の湖に放たれたナイルパーチという肉食魚が 住民にもたらした功罪を描いた作品。 モンドヴィーノで出てきたような、裕福で幸福そうなワイナリーのオヤジの悩みが非常に ちっぽけに見えてしまいました。二つの画像を見れば分かりますね。 衝撃度では断然こちらの方が上。HIV、差別、援助金、饑餓、格差、訴えかけるものは たくさんありました。 ただ、ドキュメンタリー映画でおもしろい作品というのは難しいですね。 おもしろいというのは別に笑えるという意味ではなく、引きつけるかどうかということですが、 それでもドキュメンタリー映画は普通の映画と一線を画したところにあるような気がします。 2.マリー・アントワネット / 華麗なる恋の舞台で @飯田橋ギンレイホール マリー・アントワネットはソフィア・コッポラの評価を下げ、スパイダーマンで地に落ちた キルスティン・ダンストの美しさを知らしめる映画。 hkr224君がブログで書いてる感想と全く同じですので、それ読んで。 音楽も全然あってなくて、冷める。 キルスティン・ダンストかわいいよ、まじで。 女やっぱりのメイクとファッションは超重要。 華麗なる恋の舞台で。 この4本の映画の中で一番の出来。主演のアネット・ベニングの演技がすごすぎる。 50才くらいのおばさんなんだけど、少女のような表情をしたり、 いやらしい老女のような顔をしたり、表情のバリエーションがとにかくすごい。 ラストもあっとさせられます。これはおすすめですね あと、おまけで土曜にテレビでやってた筒井康隆原作の時をかける少女も見ました。 なかなかおもしろかった。主人公の女の子のキャラ勝ち。
by seven_spot
| 2007-07-23 23:03
| 映画
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