2007年 06月 25日
じゃ、投稿します。 僕はボーリングが嫌いです。 野球も嫌いだけど、ボーリングは桁外れに嫌い。 今回はいかにボーリングがつまらないスポーツかと言うことを思い知らせてやろうと思うのです。 まず一番の理由は、スポーツ史上まれに見る頭の使わなさ。バカでもできる。 19.15m先にある10本のピンに向かって約5~6kgのボールを2回ずつアンダーにスローして、多く倒したほうが勝ち。 ただそれだけ。びっくりです。 「一投目でストライクを出せなかった時の二投目は頭使うし。アホかこいつは。」 と思ったあなた。 スプリットでも出ない限り、考えなくたって大体ピンが残っているあたりにポロっと投げればスペアなんて出せるでしょう。 プロボウラーでも難しいピンの残り方なんてせいぜい数パターンしかないんだから、 それの倒し方マニュアルみたいのを読んで覚えちゃえばあとはラリってたって出来るスポーツなんです。 ボーリングほどプロとアマのプレイスタイルが違うスポーツってないんじゃないかと思います。 プロはもちろんマイシューズだし、マイボールを何個か使い分けるし、猫田みたいなプロテクターも付ける。 ところで、プロが使うマイボールのからくりを知ってますか? あれは、まず専用の器具を使って『ボウラー』の指の長さ、太さ、角度を綿密に計測して、 『ドリラー』と呼ばれる職人その人が思った方向に球が投げられるような穴を開けていくのです。 マイボールとハウスボール(普通のボール)とでは表面の素材からして違っていて、 ハウスボールの表面は摩擦の少ないプラスチックなのに対し、 マイボールは摩擦が大きく曲がりやすいウレタンを使用しています。 しかもボールの中には重心をわざとズラすことで、曲がりやすくてピンが飛びやすい回転を するように工夫されたウェイトブロックが入っているため、 大抵どこに投げてもストライクが出るようになっているんです。 もはやボウラーのテクニックというよりドリラーのドリりかたの問題ですね。 プロボウラーはこんなマイボールを一投目用、曲げたいとき用って使い分けてるんだから 練習すればハイスコア300もそこまで難しい話ではなさそうです。 まだあります。 ボーリングのレーンには、痛まないようにオイルが敷かれています。 オイルはみんながたくさん投げる中央に多く塗られていて、ファールラインから見ると山形になっています。 このオイルの量や距離の組み合わせによって、レーンコンディションは無数に作られるらしいです。 『オイラー』(係員)のサジ加減で簡単にも難しくもなるそうです。 ヤラれた。 こいつらの気分一つで一喜一憂してたなんてバカらしい。 まだまだ。 次に実際にプレイ中の話。ボーリングは飽きやすい。 最初のほうはみんなそれなりにテンションも高いから、 ストライクとか出すとテンション高めのハイタッチとかしてくれます。 ガター出しても「ヘタクソーw」とか言ってそれなりのリアクションをしてくれるけど、 所詮嬉しがる時と残念がる時の表現のバリエーションなんてそんなに持ってないから、 中盤あたりからみんな疲れ始めて、 「うん、ナイス。」(と言いながら余力で何とか親指を立てる) みたいな感じで適当になってくる。 投げ終わった人と目を合わせると何か言わなきゃいけなくなるから、必死でスコア見たり、 意味もなく手に風を当てたりして見て見ぬフリしやがる。 しまいには静電気に感電すると言う体を張った渾身のボケまでも流される。 だから平気で2、3ゲームやるやつの気が知れません。 あと、自分がボーリングが相当下手ってこと。これでかい。 だいたい70くらい。
by seven_spot
| 2007-06-25 00:04
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